知っているようで、知らないことだらけ。

本屋に行ったら、大河ドラマの主人公が特集されている本が何冊も見かけた。

毎年大河ドラマが開始されるたびに、関連した本が出版されているのか。

経済だ、ここに経済が存在している、金がグルグル回っているのを目の当たりにしているようだった。

そんな私も経済を回す歯車の一部なので『徳川家康の秘密』実際にはそんな名前ではないが、そんな感じの本を購入した。

徳川家康と切っても切れない存在と言えば豊臣秀吉だが、長い付き合いがあったのに本能寺の変から2年後、徳川家康に戦を仕掛けた豊臣秀吉が本当に最悪でありながら切れ者すぎる。もっと御屋形様の喪に服せよ。

 

豊臣秀吉からすれば「御屋形様亡き後、天下取りに邪魔な奴は・・・奴だ!!!!奴の首を取る!!!」と思い立って行動するのもヤバいと思うし、その方法も町に火を放つなどの直球勝負。そのくせ、自分に危険が感じたとたんに、徳川家康と共闘していた織田信長の次男、織田信雄に和睦を申し出る抜け目なさ。

行動の一つ一つが、本気で家康を倒すためだけに集約されていて、切れ者を通り越して恐怖さえ感じた。

 

私の中の秀吉は、笑顔を絶やさないがずっと目が笑っていない感じだ。

実際に秀吉を見たことがある外国の宣教師が書いた手記を読んだことがあったが、それによると、背が以上に低く、目が飛び出そうなくらい前にでていて、指が6本あったとされる。

 

その宣教師は、豊臣秀吉と爬虫類を見間違えたのだろうか。

ちなみに、その宣教師は信長とも対面したことがあり、信長は周りと比べて背と声が高かく、信長の周りにいる部下は全員緊張していたとされている。

信長の肖像画を見ていると、声のイメージは何となく理解できた。