未来を見据えて散歩する。

近所のスーパーに歩いて買い物に行った。
普段は自転車移動なので、散歩を兼ねて歩くのは久しぶりだ、歩いていると思考がシンプルになるのが良い感じだなと思う。
車に轢かれないことと、雪で転ばないことしか考えていないから、余計なことを考えなくて済むのが、とても楽で良い。
身体も歩くことによって暖かくなるし、目的地に到着するという目標も達成できる。
散歩が廃れない理由が分かった気がした。
買い物が終わりスーパーから出ると、大雪が降っていた。
あれだけ穏やかな天気だったのに、目を離すとこうなるのか。
ショルダー式のエコバックに買った商品をパンパンに詰めた状態で、肩に背負って歩いて帰る。
10個入りの生卵のパックは次の機会に購入すれば良かった。

柔道の背負い投げを見るたびに「技の名前に負けが入っているのに。決めたら勝つのか。」と思っている。

この背負うは「背に乗せて支える。」という意味の他に、勝ち負けではなくて、責任を身に引き受けて責任を持つという意味にも使用されるが多分、前者を指していると思う。

技をかける方からすれば「背負い投げ」だが、相手からすれば「背負われ投げ」なのだから、ここは実況のアナウンサーが「背負われ投げが決まって一本」と言った方が伝わるではないだろうか。

今、泣く事と排泄で多忙な赤ちゃんたちが大きくなって、柔道を知った時を
見据えて変えていくのも大切なことだと思う。
これからの100年先、200年先の柔道界のために、柔道界を担う子供たちのために。

私たちは全員いつか死ぬのだから。