美味しいものを感じ取れ。

冷蔵庫からスーパーで購入した鮭のおにぎりを発掘した。
小腹が空いていたので賞味期限を確認せずに食べようとしたが止めた。
賞味期限の日付から6日も経過していたので廃棄した。
匂いを嗅いだわけでもないのだが、おにぎりのパッケージを開封した瞬間に「これは、駄目だ。」と思った。
鼻が機能したというより、身体全体で匂いを感じ取ったという方が近い。
おにぎりの具が昆布だったらまだチャレンジできたかもしれない。

前から気になっていたラーメン屋に足を運ぶ。
このラーメン店は、通称「二郎系インスパイア店」と言われる。
ちなみに、二郎系ラーメンをざっくり説明すると、太麺を使用したラーメンの上に、知らない人がみたら「食べ物であそぶな。」と叱られる一歩手前ぐらいまで茹でたモヤシを山盛りで乗せるボリュームのみを追求したラーメンのことだ。

注文する際「ヤサイマシマシ」などの魔法を詠唱することでも知られているが、幸いなことに、私が足を運んだラーメン店は食券販売だったので助かった。

食べる前に麺をヤサイの上にのせる行為、通称「天地返し。」を炸裂させてから淡々とラーメンを食べていった。
何とか食べ終わることができたが次回、二郎系インスパイア系のラーメンを食べるのは当分先でいい。
ラーメンを食べたくなるパラメーターが上昇しにくいのかも知れない。
食券販売は便利だが、食べ終わった後どの従業員にごちそうさまと伝えていいのか分からないのが難点だと感じる。
結局、厨房の一番奥でラーメンを作成している方を見てごちそうさまを伝えて帰宅した。

新商品のお菓子で、チキンラーメンとチョコフレークが合体された商品を購入した。
チョコフレークにチキンラーメンがコーティングされている商品だったので期待をしたが、完全にチキンラーメンがチョコフレークに遠慮をしていた。

もっとチキンラーメンが、チョコフレークとがっぷり四つで組まないと、「メインはチキンラーメンである私だ。」くらいの我を出せばいいのに。
チョコフレークを食べたあと、袋麺のチキンラーメンに嚙り付いたくらいのインパクトを残して欲しかった。

二大スター共演なのだから、チキンラーメンはもっと背筋を伸ばしてほしい。味は甘くて美味しかった。