2021年ワッフル映画賞開催。

今年一年間に、私、機動戦士・ワッフルが鑑賞した映画、ドキュメンタリーの中から、独断で各省部門とベスト5を発表しようと思います。

 

何事もそうですが、こういう事は勝手に開催していくべきだと思っていまして、個人が勝手に映画賞開催したっていいのではないかと思った次第です。

なので、ここにワッフル映画賞の開催を宣言いたします!!

興行収入や世間の評価は置いておいて、私が心に残った作品を発表出来ればと思います。

 

まずは各賞部門から。

 

ベスト『男優アクト賞』

映画『シャン・チーよりウェンウー役のトニーレオン・・・シャン・チー自体も好きな映画なのですが、ウェンウーの存在感が良かったです。

映画の撮影中、トニーレオンが常に現場で監督と演者のやり取りを聞いていたというエピソードを知った時は納得した次第です。

 

ベスト『女優アクト賞』

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』よりパロマ役のアナ・デ・アルマス・・・途中からジェームスボンドと共に、任務に合流するパロマですが、最初はナイトドレスを着て、カクテルを飲んでいる姿は少し頼りなさを感じさせるものの、いざ任務になったらアクションシーンがとにかく格好良い。

任務が終わると「私はここまで。」と言ってさっさと退場する、ビジネスライクなところも良かったです。

007シリーズの女性が安易にジェームスボンドと恋愛関係になるというのも、お約束とはいえ、時代に合わなくなりつつある現在にフィットしているなと思ったので今回の字受賞となりました。

 

 

ベスト『ウソみたいな本当の話で賞』

ドキュメント『ザ・モール』よりウルリク・ラーセン・・・このドキュメンタリーを見た時に「これがフィクションならどれだけ良かったか。」と思わずにはいられませんでした。

 

パンフレットによると、ウルリクが、このドキュメンタリーの監督にメールを送信した時に、監督は「多分、途中で逃げ出すか、音信不通になるだろう。」と予測していて、そうなったら、その経緯も含めてドキュメントを制作していた。というの読んだ時に、正直言って、性格悪いなと思いました。

しかし、それぐらいの強い個性じゃないとこのドキュメンタリーなんて制作出来なかったと感じるのも事実。

見た後もかなり後を引いたドキュメンタリーでした。

 

ベスト『全ての碌でも無い連中に捧げるで賞

ドキュメント『SNS少女たちの10日間』でモザイクをかけられている全ての人間。・・・これもドキュメンタリーなのですが、これほど見ていてキツイ作品は無かったです。

インターネットの闇の部分を照らす作品なのですが、顔出しして動画に出ている10代の若者に見て欲しとと切に思いました。

 

10代の女子がこれを見たら、男性に対して嫌悪感を抱くのは必至。

なので、学校の教材として使用してもらうのが良いのかなと思ったり。

 

SNSで10代の少女に接触してくる問題って、日本だけの問題だと思ったら、そうではなくて、世界的な問題だったという所に絶望を感じました。

 

これを他人事で処理せずに、自分にもそういう部分があると自覚することが客観的な視点を持つ第一歩なのではないかと思う訳です。

微々たる力かも知れませんが、それを認識できたというだけでも、このドキュメンタリーには意味があります。

 

ここからはベスト5の発表いたします。

 

5位・・・ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

 

4位・・・マトリックスレザレクションズ

 

3位・・・ジャンク・ヘッド

 

2位・・・偶然と想像

 

そして今回のワッフル映画大賞は・・・

 

 

 

 

アメリカン・ユートピアに決定いたしました。

 

今年は印象に残るドキュメンタリーが数多く上映されていたと思います。

 

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

良いお年をお迎えください。