大まかなあらすじ。
パペットと人間が共生する世界で起きたパペット連続殺人事件を解決すべく、かつては警察官で現在は探偵業を営むパペットのフリップスと、警察で相棒だった人間のエドワーズが再び手を組むのだった。
この映画の世界では、人種差別ならぬ、パペットが差別の対象になっていたりして、ハードボイルド全開なのですが、びっくりするぐらい下ネタが突き抜けています。
劇場に親子で見に行ったら、親はどんな顔して見ればいいのかと思うクオリティなのです。
だが、個人的には嫌いじゃない。
パペットが銃で撃たれると、身体から綿が飛び出す描写になる訳ですが、この世界では、トンデモなく陰惨な現場として表現されることが、ブラックユーモアになっているバランスでストーリーが進んでいきます。
映画としては、パペットが差別の対象になっているというアイデアが上手く消化されていない部分も感じましたが楽しめました。
最後のメイキングシーンは、人が手作りで何かを作成していく過程に感動してしまいました。
下ネタ満載なのに。